- レンセープとは
- レンセープの食べ方
- レンセープの関連料理
この記事では上記のことを解説していきます。
レンセープはとは【豚骨背骨煮込みのタイライムかけ】とこと。
酸味の効いた激辛スープと肉付き豚骨を合わせた料理です。
まだまだ日本人には、マイナーなタイ料理。
しかし実は、タイ人の間でここ最近、とても人気です。
話題のレンセープ屋も少しずつ増えてきています。
タイ旅行の際、一度は食べたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
この記事前半ではレンセープの基本解説。
後半ではレンセープの関連料理を紹介していきます。
タイ在住8年の僕が自信を持って、食べて欲しいと言えるタイ料理です。
ぜひ参考にしてみてください。
それではいきましょう!!!
![タイおかず料理【カーオラートパットガパオタレーカイダーオ】シーフードガパオ炒めぶっかけ飯目玉焼きトッピング](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_9651-320x180.jpeg)
タイ料理【レンセープ】豚の骨付き肉入りスープの基本解説
![タイスープ料理【レンセープ】豚背骨マナオ煮スープ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/08/fullsizeoutput_fb-scaled-e1620902939925.jpeg)
カタカナ表記 | レンセープ |
---|---|
タイ語 | เล้งแซ่บ |
辛さ | |
クセ |
レンセープとは
![タイスープ料理【レンセープモーファイ】豚背骨マナオ煮スープ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/08/fullsizeoutput_f3-e1620902978362.jpeg)
- レン→背骨
- セープ(イサーン方言)→美味しい
レンセープを日本語にすると【豚骨背骨煮込みのタイライムかけ】といった感じです。
豚骨ベースのあっさり出汁にマナオ(タイライム)や唐辛子がたっぷり入っています。
辛くて、スッキリとした酸味の強いスープです。
レンセープは素手でつかんで、豪快にかぶりついて食べます。
少し食べにくいのですが、それもレンセープの醍醐味です。
見た目とは裏腹に意外とクセなく、日本人にも食べやすい料理です。
ただしとても辛いので、辛いのが苦手な方は注意が必要です。
パクチーは入りませんが、「パクチーファラン」というパクチーよりはクセの少ないハーブが入ります。
レンセープの特徴は以下の通りとなります。
- 骨を積んだ見た目のインパクト
- 手で骨を持ち、かぶりつくという食べ方
- シャープな酸味と辛さ
素手で食べるのが嫌な方用に、ビニール手袋を一緒に提供してくれる店もあります。
タイ人の間ではインスタ映えするということもあり、人気に火がつきました。
複数名で行き、大きいサイズを注文するのがオススメです。
できればですが、一番大きいサイズを頼んでみましょう。
一番大きいサイズは6〜8人前としているお店が多いです。
写真やビデオを撮りながら、楽しく食べるのがレンセープの醍醐味です。
レンセープはナイトマーケットで食べることができます。
最近では、屋台やタイ食堂、フードコートでも食べれる店が増えてきました。
食材
![タイスープ料理【レンセープ】豚背骨マナオ煮スープ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/08/fullsizeoutput_f6-scaled-e1620903019527.jpeg)
レンセープに使用される基本の食材は以下の通り。
- レン(豚背骨)※グラドゥックムー→豚骨
- マナオ(ライム)→酸味
- パクチーファラン(ノコギリコリアンダー)→香り
- プリックキーヌー(キダチトウガラシ)→辛さ
酸味、香り、そして辛さのバランスが取れた料理。
調味料、煮込み時間やその他で追加する味付けは、店によって変わってきます。
煮込み時間が短いと肉が固く、煮込み時間が長すぎると骨の味がスープにもっていかれ過ぎてしまいます。
食べ方
![タイスープ料理【レンセープモーファイ】豚背骨マナオ煮スープ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/12/CF34C818-D5FA-4C94-B2B1-3C20CEA922C7_Original-e1620903054445.jpeg)
ご飯と一緒に食べるのが、オススメの食べ方です。
ラーメンライスやスープカレーのような食べ方になります。
骨にかぶりつき、その勢いでご飯を食べ、スープも飲みます。
野外でタイビールと共にいただきましょう。よりタイらしさを味わえます。
まとめるとレンセープのおすすめの食べ方は以下の通りです。
- タイらしい雰囲気が味わえる野外店
- できれば複数で行き、一番大きいサイズで頼む。
- ご飯と一緒に食べる。
- ビールと共に食べる。
レンセープ関連料理
トムセープ
![タイスープ料理【トムセープムー】イサーン風豚肉スープ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/08/6vtQoWREullF3Xf0sbQ-scaled-e1620972345328.jpg)
- トム→茹でる
- セープ(イサーン方言)→美味しい
トムセープとは【旨辛ハーブスープ】のことです。
酸味も効いていて、レンセープと味も少し似ています。
ただし、レンセープよりも多種のハーブを使用することが多いです。
「セープ」とはイサーン方言で美味しいという意味です。
「セープ」と料理名に入っているタイ料理は、全て例外なく非常に辛いです。
辛いのが苦手な方は料理を頼む際に気をつけてみてみるといいでしょう。
- レンセープ(豚骨背骨煮込みのタイライムかけ)
- トムセープ(イサーン風ハーブスープ)
- チュムセープ(ハーブ出汁のイサーン風辛寄せ鍋)
ママー【カオトム・レンセープ味】
![タイカップカオトムママー【カオトムレンセープ味】](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_9673-scaled-e1620903129921.jpeg)
- カオ(カーオ)→ご飯
- トム→茹でる
タイで有名なカップ食品の会社「ママー」から発売されたカオトムレンセープ味。
カオトムを日本語にすると【サラサラのタイお粥】といった感じです。
さすがに骨つき肉ではなく豚ひき肉ですが、スープの味は確かにレンセープをよく再現されています。
タイのスーパーやコンビニで購入できます。
レンセープが食べられるお店は限られてくるので、気軽に食べたい時にぴったりですね。
![タイご飯料理【カオトムクルアンナイムー】タイ風サラサラお粥](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/02/2ED97A05-1B77-4B7A-AA74-180DDD0C7096_Original-320x180.jpeg)
ママー【レンセープ味・センレック】
![タイカップラーメンママー【レンセープセンレック味】](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_0079-scaled-e1620903162232.jpeg)
- センレック→中細米粉麺
タイカップラーメン【ママー】から発売しているレンセープ味のカップラーメンです。
麺は「センレック」と呼ばれる中細米粉麺。
豚骨透明スープとマナオの酸味が見事に再現されています。
センレックとの相性もいいです。
![タイカップラーメンママー](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/11/A7869D3E-3BC7-4B48-AD31-8FFFD1B3A552-320x180.jpeg)
タイ料理【レンセープ】のまとめ
レンセープは味的にも日本人にも食べやすいタイ料理。
辛いのだけ気をつけましょう。
これから日本でも流行る可能性のあるタイ料理だと思います。
タイ旅行の際はぜひお試しください。