- マラとは
- タイのゴーヤ料理【4種類】を紹介
この記事では上記のことを解説していきます。
マラとは【タイのゴーヤ】のことです。
タイでもゴーヤはよく食べられていて、日本と同じ食べ方をする料理から全く違う食べ方をする料理もあります。
実は日本のゴーヤとタイのゴーヤでは見た目や味が少し違います。
この記事前半ではタイのゴーヤ「マラ」の基本解説。
後半ではマラを使用したタイ料理を4種類紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。それではいきましょう!!!
タイ料理【マラ】タイのゴーヤ料理【4種類】を紹介
タイ語 | มะละ |
---|
タイ野菜【マラ】とは
- マラ→タイゴーヤ
- チーン→中国
- ワーン→甘い
マラとは【タイゴーヤ】のことです。
ただし、タイゴーヤと言ってもいくつか種類があります。
タイで身の部分を料理に使うマラは、マラチーン(直訳すると中国ゴーヤ)と呼ばれる品種のものです。
マラチーンは日本のゴーヤよりもイボイボが少なく、苦味もやや少ないのが特徴です。
蔓や葉を使用する場合、マラワーン(直訳すると甘いゴーヤ)と呼ばれる品種になります。マラワーンは日本では「ハヤトウリ」と呼ばれています。
パットヨートマラ
カタカナ表記 | パットヨートマラ |
---|---|
タイ語 | ผัดยอดมะระ |
辛さ | |
クセ | なし |
- パット→炒める
- ヨート→最上の・天辺の
- マラ→タイゴーヤ
パットヨーとマラには、マラワーン(ハヤトウリ)の蔓や葉を使用します。
下部は太くて固いため上部の蔓や葉を使用。
パックブンファイデーン(タイ風空芯菜炒め)とほぼ同じ味付けです。そのため「ヨートマラファイデーン」と呼ばれることもあります。
辛いので、辛いのが苦手な方は注意しましょう。繊維質でやや固いので、ご飯と一緒に食べるのがオススメですちなみに、辛いのでタイビールとの相性もバッチリです。
マラパットカイ
カタカナ表記 | マラパットカイ・マラパッカイ |
---|---|
タイ語 | มะละผัดไข่ |
辛さ | 0 |
クセ | なし |
- マラ→タイゴーヤ
- パット→炒める
- カイ→卵
マラパットカイとは、いわゆる【タイ風ゴーヤチャンプルー】。
実は卵と一緒に炒めるだけなのですが、シンプルに美味しいです。ゴーヤチャンプルーが好きな方は、マラパットカイもおそらく好きでしょう。
日本人にも食べやすいタイ野菜料理の一つです。辛くないので、辛いのが苦手な方も安心。
マラパットカイに使用するゴーヤは「マラチーン」と呼ばれています。マラチーンは日本のゴーヤより、見た目がツルツルで苦味が少ないのが特徴です。
クイッティアオガイマラ
カタカナ表記 | クイッティアオガイマラ・クイティアオガイマラ |
---|---|
タイ語 | ก๋วยเตี๋ยวไก่มะละ |
辛さ | 0 |
パクチー | なし |
- クイッティアオ→タイラーメン
- ガイ→鶏
- マラ→タイゴーヤ
クイッティアオガイマラを日本語にすると【タイラーメンの鶏肉とゴーヤのせ】といった感じです。
数あるクイッティアオの一種でガイマラ(鶏肉とゴーヤ)は定番の組み合わせとなります。例えば、日本でいう味噌バタコーンや豚骨スープにキクラゲとワケギといった感じのイメージです。
クイッティアオガイマラに使用するゴーヤの品種はマラチーンで、基本的に生のままクイッティアオに入ります。
また、屋台によっては、ゴーヤをセルフで好きな量入れられる店もあります。
マラヤッサイ
カタカナ表記 | マラヤッサイ |
---|---|
タイ語 | มะละยัดใส |
辛さ | 0 |
クセ |
- マラ→タイゴーヤ
- ヤッ→入れる
- サイ→餡(アン)または中身
マラヤッサイを日本語にすると【肉詰めタイゴーヤ煮込みスープ】といった感じです。
マラヤッサイにはマラチーンを使用。ゴーヤの中身をくり抜き、肉を詰めそのまま煮込みます。スープに苦味がありますが、やや薄味でとても優しい味です。
マラヤッサイは屋台や中華系のタイ料理屋などで食べることができます。
タイのゴーヤ料理のまとめ
タイのゴーヤは日本のゴーヤと少し違いますが、日本人にも食べやすい料理が多いです。
日本には無いタイゴーヤの蔓や葉を使用した料理もあります。
タイ旅行の際に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。