- ルークチュップとは
- ルークチュップの作り方
- 緑豆を使用したタイのお菓子・料理
この記事では上記のことを解説していきます。
ルークチュップとは日本語にすると【寒天で包んだフルーツ型の緑豆あんこ菓子】といった感じです。
日本でも割とメジャーで人気のあるタイお菓子となります。
実際に本物を見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
この記事前半ではルークチュップの基本解説と作り方。
後半では緑豆を使用したタイお菓子・料理の紹介をしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
それではいきましょう！！！
タイお菓子【ルークチュップ】の基本解説
ルークチュップ| タイ語 | ลูกชุป |
|---|---|
| 辛さ | 0 |
| パクチー | なし |
ルークチュップとは
デパートのルークチュップ- ルーク→丸める・子供
- チュップ→ディップする
- トゥアキアオ→緑豆（ムング豆）
ルークチュップとは、日本語にすると【寒天で包んだフルーツ型の緑豆あんこ菓子】といった感じです。
彩り鮮やかなフルーツ型が見た目最大の特徴です。
蒸した緑豆をベースにしたあんこを着色して、寒天で包んだお菓子となります。
その見た目の綺麗さから、日本人にも人気のタイお菓子。
寒天ゼリー食感と緑豆あんこの食感が両方一度に楽しめて面白いです。
着色料を使用するので、気になる方は避けておいたほうがいいかもしれません。
ルークチュップは屋台やタイデパートのデザートコーナーなどで買うことができます。
形の綺麗なルークチュップを買いたければ、デパートの少し高めものがオススメです。
ただし、あまり日持ちはしないのでお土産には不向きなお菓子であります。
ルークチュップの作り方
ルークチュップの作り方をザックリと紹介いたします。
ベースとなる「緑豆あんこ」に使用する食材は以下の通りです。
- 蒸した緑豆（ムング豆）
- ココナッツミルク
- 砂糖
上記の食材をミキサーで撹拌して、テフロンのフライパンで煮詰めていき緑豆あんこを作ります。
さて、ここからはザックリといきます。
- 緑豆あんこを作ります。
- 緑豆あんこを球型の小分け（一個9〜10gくらい）にします。（濡れたタオルを被せて乾燥防止）
- フルーツ型に整形します。
- 成型したあんこを串に刺します。
- 着色します。
- 乾燥させます。
- 寒天を纏わせます。
- 串を抜いて、飾りの葉っぱを付けて完成です。
どうしても一つ一つが小さく、成型する数が多くなるので、なかなか手のこんだお菓子です。
ルークチュップの形の種類
ルークチュップルークチュップには様々な形があるので、少し紹介しておきます。
例えば、
- マムアン→マンゴー型
- ソム→オレンジ型
- チェリー→さくらんぼ型
- マンクット→マンゴスチン型
- カオポート→トウモロコシ型
- テンモー→スイカ型
- プリック→唐辛子型
またイレギュラーで、ひよこや犬、猫といった動物型のルークチュップもあるようです。
- 味はどれも同じです。
- 飾りの葉っぱは食べられません。
緑豆を使用したタイのデザート・料理
デザート
カノムモーゲン- カノム→お菓子
- モーゲン→四角い型
- ウンセン→春雨
緑豆を使用したタイのデザートとして有名なものにカノムモーゲンがあります。
カノムモーゲンとは【タイ風焼きプリン】として、日本人にもとても人気のタイデザートです。
ルークチュップと同様に蒸した緑豆とココナッツミルクを合わせて生地を作ります。
生地に卵を入れるところがルークチュップとは違う部分です。
タイ料理
ヤムウンセンムーサップまた、緑豆のデンプンを原料にした緑豆春雨もタイではよく使用されます。
緑豆春雨は通常の春雨よりコシが強く、千切れにくいといった特徴があります。
タイ料理の緑豆春雨の使用例は以下の通りです。
タイお菓子【ルークチュップ】のまとめ
ルークチュップルークチュップとは【寒天で包んだフルーツ型の緑豆あんこ菓子】のことです。
見た目が綺麗で日本人にも人気のあるタイお菓子の一つ。
小さい生地（緑豆あんこ）を成型するのが、少し面倒なのが難点です。
タイ旅行の際に見つけたら、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。
