- ムーヨーとは
- ムーヨーの本格レシピと作り方
- ムーヨーの関連料理
この記事では上記のことを解説していきます。
ムーヨーを日本語にすると【ベトナム風豚肉ソーセージ】です。
ベトナム由来の食材ですが、タイ料理にもよく使用されます。
おつまみとして食べ始めたら、止まらなくなってしまう方もいるのではないでしょうか。
実はそのまま食べるだけでなく、料理の具材として使用されることも多いです。
しかし、日本ではまだ知っている方も少ないですよね。
この記事前半でタイ料理ムーヨーの基本解説。
後半にはムーヨーの本格レシピと作り方を紹介していきます。
料理方法や関連料理を知ることで、ムーヨーをさらに美味しく食べれるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。それではいきましょう!!!
タイ料理【ムーヨー】ベトナム風豚肉ソーセージの基本解説
![タイおかず料理【市販のムーヨー】ベトナム風ソーセージ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9996-scaled-e1620970072946.jpeg)
カタカナ表記 | ムーヨー |
---|---|
タイ語 | หมูยอ |
辛さ | 商品次第 |
パクチー | なし |
ムーヨーとは
- ムー→豚
- ムーヨー→ベトナム風豚肉ソーセージ
ムーヨーとは【ベトナム風豚肉ソーセージ】です。
ベトナム風とありますが、ベトナムでは「ゾー・ルア」と呼ばれています。
バナナの皮に包んで蒸した豚肉ソーセージのことを指します。
タイ語では、「ムーヨー」と呼ばれていて、スーパー・コンビニなど、どこでも買うことができます。
商品にもよりますが、日本の魚肉ソーセージのような食感をしていて、胡椒が入っているのが特徴的です。
唐辛子入りのムーヨーもありますので、辛いのが苦手な方は注意しましょう。
ムーヨーは汎用性が高く、様々な料理で使用することができます。
火入れ法
ムーヨーは調理方法によって名前が変わってきます。
- ムーヨートート→揚げ
- ムーヨーピン→弱火の炭火焼き
- ムーヨーヌン→蒸し
ムーヨートート
![タイおかず料理【ムーヨートート】ベトナム風ソーセージ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9033-scaled-e1620970142389.jpeg)
- トート→揚げる
ムーヨートートは「揚げムーヨー」のことです。
特に揚げたてはアッツアツでジューシー。外はカリカリ、中は通常のムーヨーなので、2種類の食感を楽しめます。
ムーヨーピン
![タイおかず料理【ムーヨーピンマーラー】串焼きベトナム風ソーセージマーラー味](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9991-scaled-e1620970154513.jpeg)
- ピン→弱火の炭火で焼く
ムーヨーピンは【炭火焼きムーヨー】といった感じです。
程よい焦げ目の香りがいいムーヨー。屋台の焼きたてムーヨーピンは最高のおつまみとなります。
ムーヨーヌン
![タイおかず料理【ムーヨーヌン】ベトナム風ソーセージ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9978-scaled-e1620970187340.jpeg)
- ヌン→蒸す
ヌンとは「蒸す」という意味で、タイでは最も一般的なムーヨーかもしれませんね。なので「ヌン」は省略され単にムーヨーと呼ばれる場合が多いです。
程よい弾力とムニっとした柔らかさ、そしてしっとり感が特徴。
ムーヨーの本格レシピと作り方
本格的なムーヨーを日本で作るのはなかなかハードルが高いです。理由はバナナの葉を使用するからです。
ただし、バナナの葉を使用しなければ、日本にある食材だけで作れます。簡易版でもいいので、一度作ってみてはいかがでしょうか。
レシピ
- 豚ひき肉:1000g
- 中華だしの素など:大さじ1杯
- コーンスターチ:大さじ3杯
- ベーキングパウダー:小さじ2杯
- 砂糖:小さじ1〜2杯
- 刻みニンニク:大さじ1杯
- 胡椒(粉):大さじ1杯
- ナンプラー:大さじ2杯
- 氷:200ml
道具
- フードプロセッサー
- アルミホイル
- バナナの葉(なくても可)
作り方
- 豚ひき肉を冷蔵庫で十分に冷やしておきます。
- ボールに材料を全て入れて、かき混ぜます。
- フードプロセッサーに入れます。
- フードプロセッサーを回し、撹拌します。
- 冷水と氷を少しずつ入れていきます。
- タネがフワフワになったら、ボールに移し、ラップをして冷凍庫で1時間程冷やします。
- タネを冷凍庫から取り出し、少し混ぜます。
- アルミホイルにバナナの葉を敷き、その上にタネを置き、アルミホイル・バナナの葉と共に巻いていきます。
- 空気を入れないように、しっかり巻くのがポイントです。
- 大きさは大きくても、小さくても良いのですが、このあと蒸すので、蒸し時間を一定にするために均一にしておきます。
- 動画だと5個作っています。
- 40分蒸していきます。(動画と同じ大きさならば)
- 完成です。
食感にアクセントがつくので、椎茸入りもオススメです。
ムーヨー関連料理
![タイサラダ料理【ヤムウンセンムーヨー】タイ風春雨サラダ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9952-scaled-e1620970893942.jpeg)
ムーヨー様々なタイ料理に具材として使用されています。
ヤムムーヨー
![タイサラダ料理【ヤムムーヨー屋台】ベトナム風ソーセージヤムサラダ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_8339-scaled-e1620970104585.jpeg)
タイ語 | ยำหมูยอ |
---|---|
辛さ | |
クセ |
ヤム→混ぜる
ヤムムーヨーを日本語にすると【ムーヨーヤムサラダ】または【ムーヨーの混ぜサラダ】といった感じです。
ヤムサラダは、タイを代表するサラダ料理の一つとなります。
とても辛いので、辛いのが苦手な方は注意しましょう。
![タイサラダ料理【ヤムプーマー】渡り蟹ヤムサラダ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/11/431C89C1-1539-4FA8-A74C-119ADF4E3DF1_Original-320x180.jpeg)
ヤムウンセンムーヨー
![タイサラダ料理【ヤムウンセンムーヨー】タイ風春雨サラダ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9947-scaled-e1620970118677.jpeg)
タイ語 | ยำวุ่นเส้นหมูยอ |
---|---|
辛さ | |
クセ |
- ウンセン→春雨
ヤムウンセンとはいわゆる【タイ風春雨サラダ】のことです。
つまりヤムウンセンムーヨーは、ムーヨーを合わせたヤムウンセンとなります。
タイサラダ屋では、どのヤムサラダにもムーヨーをトッピング具材とすることが可能です。
ムーヨー好きな方はぜひお試しください。
![タイサラダ料理【ヤムウンセンムーヨー】タイ風春雨サラダ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9952-320x180.jpeg)
ヤムママームーヨー
![タイサラダ料理【ヤムママームーヨー】ママーヤムサラダ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_9877-scaled-e1620970130143.jpeg)
タイ語 | ยำมาม่าหมูยอ |
---|---|
辛さ | |
クセ |
- ママー→タイのインスタント麺
ヤムママーを日本語にすると【タイ風インスタント麺サラダ】といった感じです。
ムーヨーをトッピングしたヤムママーとなります。
![タイ麺料理【ヤムママータレー】タイ風シーフードインスタント麺ヤムサラダ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1923-320x180.jpeg)
クイジャップユアン
![タイ麺料理【クイジャップユアン】ベトナム風タイラーメン](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1723.jpeg)
カタカナ表記 | クイジャップユアン |
---|---|
タイ語 | ก๋วยจั๊บญวน |
辛さ | 0 |
クセ |
- クイジャップ→タイラーメンの一種
- ユアン→ベトナム(昔のベトナムのタイ語での呼び名)
クイジャップユアンを日本語にすると【ベトナム風タイラーメン】といった感じになります。
どっちつかずの日本語でわかりにくいのですが、つまりベトナム由来のクイッティアオ(タイラーメン)となります。
具材にはムーヨーが入っていることが多いです。
日本人にも人気のクイッティアオなので、見つけた際はぜひお試しください。
![タイ麺料理【クイッティアオクイジャップ】クルクル麺タイラーメン](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2020/08/fullsizeoutput_136-320x180.jpeg)
タイのソーセージ
![タイおかず料理【サイウア】チェンマイソーセージ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/04/8A1E0DCE-057C-40C9-BA1C-521F0AC0BF2B_Original-e1620977970285.jpeg)
- サイクローク→ソーセージ
タイにはムーヨー以外にも様々なソーセージがあります。
例えば、
- サイウア(タイ北部ソーセージ・チェンマイソーセージ)
- サイクロークイサーン(イサーンソーセージ)
といったソーセージがあります。
サイウアはハーブたっぷりのソーセージ。
そしてサイクロークイサーンは、数珠のような球体のソーセージにウンセン(春雨)やお米などが入っています。
どちらも美味しいので、タイ旅行の際は、ぜひ両方とも試していただきたいですね。
タイ料理【ムーヨー】ベトナーム風ソーセージのまとめ
![タイおかず料理【市販のムーヨー】タイ風ベトナムソーセージ](https://www.tomyamkunblog.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_7556-scaled-e1620970089949.jpeg)
ムーヨーはタイの【ベトナム風ソーセージ】のことです。
ベトナム風豚肉ソーセージとはいえ、すでにコンビニやスーパーでも手軽に買えるほどにタイの食文化に定着しています。様々なタイ料理にも使用されていますよね。
タイ旅行の際には、ぜひ試しにムーヨーを食べてみてください。オススメはタイビールと一緒にですよ。